【衝撃】ダイエット成功の秘密は脳にある?
毎回、ダイエットに挑戦しても続けられない、痩せられない、すぐにリバウンド、と失敗に終わってしまう…。っていう方がほとんどではないでしょうか?
なぜダイエットは成功しづらいのか?少し痩せてもすぐに体重が戻ってしまうのはなぜか?
その理由には実は”脳”が密接に関わっている!というのをご存知でしたか?
脳にはその人の思考や行動パターンとなる「クセ」のようなものが定着しています。例えば、「7時だから朝ごはん、12時だからお昼ご飯」や「おなかいっぱいになるまで食べる」「1日3食はぜったい食べなきゃいけない」などの考え方や行動パターンがあります。
これらの思い込みが太る原因となり、どんなにダイエットしても成功せず痩せてもまたすぐ体重が戻ってしまう結果になるのです。
つまり、この思考や行動パターンを書き換えていくことで”痩せ脳”として脳へ定着させることができれば、一生太らない体をつくることが可能になります。思考や行動パターンを痩せ脳として書き換えをしてダイエットしていく方法を「ダイエット脳」という表現をしています。
ダイエット脳を構築できれば、無理なくスリムな体型を実現でき一生太ることのない体を手に入れることが可能になるはずです。
痩せない理由は脳の錯覚によるもの
食事にも気を使い、適度な運動もしている…。それなのに思うように痩せないという経験はありませんか?その原因は”脳の錯覚”によるものかもしれません!
生命維持の役割
脳は、生命を維持させるために大切な役割を担っています。私たちは脳からさまざまな指令を受けて生かされているのです。そして、脳は生命に危険が及ぶとそれを回避しようと指令を送ります。
例えば、食事制限によって急激に食事量が減ったり、体重が急激に落ちたり、栄養素が不足したりすると生命の危機を感じ、脳は【もっと食べて!】と命令を送ります。
そのため無理なダイエットを繰り返していると空腹や満腹中枢の作用バランスが乱れ、コントロール不能に陥る可能性があります。必要以上に食べない食事制限によるダイエットは、食べてもお腹いっぱいにならなかったり、すぐに空腹を感じてしまうなどの結果になりかねません。
視覚情報に騙されている
脳は視覚情報からあらゆることを判断します。器の大きさや食べ物の見た目でも、食欲のコントロールが自然に行われているのです。同じ量でも小さな器に盛った食事と、大きな皿に盛った食事とでは見た目の量が違って見えますよね。
その見た目の情報が脳でキャッチされ「多い」「少ない」と判断するので満足度も満腹度も変わってきやすくなります。逆に言えば見た目を工夫することで脳をコントロールし、食べ過ぎを予防し満足感を得ることができますね。
また、色による視覚情報でも脳をコントロールし食欲を抑えることが可能!「青」や「紫」などの寒色系は食欲減退効果があります。「赤」や「オレンジ」は食欲増進効果があるので、食べ過ぎを防ぐなら寒色系のお皿に盛りつけてみましょう。
痩せ脳になるには?
痩せ脳になるポイントは”ストレスを感じない”ということ!脳内で分泌される「セロトニン」というホルモンが痩せ脳の秘密♪ダイエットしようと意気込んで無意識にストレスを感じている事もあります。
「~しなければ」「~すべき」は知らず知らずのうちに自分にプレッシャーをかけて、ストレスを与えているもの。だから、ダイエットして痩せようと思うのではなく、体型を維持していこうと考えていけば楽ですよね!
セロトニンは別名「幸せホルモン」とも呼ばれていて、少量の食事量でも満足感や満腹感を得やすくなるという報告もあるようです。ストレスがなくリラックスした状態でいることが、セロトニンの分泌量が増えるので、無理してダイエットを続けるのは逆効果。
セロトニンを増やす食べ物
リラックスしてストレスを感じなければセロトニンは自然に分泌されていくもの。しかし、食事や生活スタイルの改善によってもセロトニンの分泌を促すことができます。
セロトニンの分泌を促す作用がある成分は”トリプトファン”。トリプトファンが多く含まれている食材を日頃から意識して食べるようにするといいですね。
「トリプトファンを含む食材」
・大豆食品(納豆・豆腐・豆乳など)
・まぐろやカツオなどの赤身の魚
・乳製品(チーズ・牛乳・ヨーグルトなど)
とくにおすすめは大豆食品です。大豆は女性の美と健康に欠かせない栄養素を持っているので毎日の食事に大豆食品を摂るようにしましょう。
適度な運動やストレッチ
ウォーキングや軽い筋トレ、ストレッチなど体を適度に動かすことでもセロトニンは増えます。とくにヨガなどの呼吸法をメインにしたストレッチはリラックス効果が高いのでおすすめですよ♪
自律神経を整える
規則正しい生活リズムがセロトニンの分泌を促すポイント!朝日を浴びることが体内時計を整えてくれます。夜決まった時間に寝て、朝も決まった時間に起きるようにしましょう。生活リズムのサイクルを司る自律神経をしっかり整えてあげることで、セロトニンが分泌されやすくなります。
ダイエット脳実践法
痩せ脳の仕組みが分かったところで、ここからはいよいよ精神科医が実際に行っているダイエット脳実践法です♪ダイエット脳を実践するには3つのポイントが重要☆
point1★完全にお腹が空いてから食べる
point2★3分前に食事を終了
point3★「緑→赤→黄」の食べ順でバランスよく食べる
時間だから食べなきゃ!とそこまでお腹も空いてないのに食べてしまうことありませんか?
時間に縛られてそこまでお腹が空いてもないのに食べてしまうことは、空腹感が増してしまい、食べすぎや多間食の原因に繋がってしまいます。完全にお腹が空いてからしっかり食べるようにすればいいだけ!そしてあまりお腹が空いていないなら少量で抑えればOKなんです♪
食事が食べ終わる3分前に食事を終了することで、満腹中枢をコントロールし食べ過ぎを予防します。ダイエット脳の基本は「腹八分目」なんだそう!ゆっくり食べることでも食欲をコントロールできるので、ドカ食いや早食べはNG!食事はゆっくり良く噛んで食べるように習慣づけましょう☆
野菜(緑)→お肉(赤)→ご飯(黄色)など食べ順を意識してバランスよく食べるようにすることで、脳の危機回避指令をコントロール!しっかり栄養がとれていると脳は安心できるので、バランスよく食べることでダイエット脳になることができますね。
糖質は空腹感を増やしやすい
糖質カットをしてダイエットをする方法もありますが、糖質を気にするあまり炭水化物を一切摂らないことは逆にストレスになります。
適度に炭水化物や糖質を摂るのはダイエット脳では必要。しかし、極端に炭水化物や糖質が多い食事を摂ると栄養バランスが乱れてしまいます。また、消化吸収の早い炭水化物はすぐにお腹が空いてしまうので、食べ過ぎや間食の原因に繋がるので摂りすぎには注意が必要です。
なんとなく食べるクセをなくそう
そこまでお腹がすいてなくても、何となく食べてしまう、何かしながらついつい何か食べてしまう、あと少しだけ…と食べてしまうなど、なんとなく食べるクセをなくすようにしましょう。
意外とこのタイプ人って多いのでは?と思います。食べるときの基本はお腹がちゃんと空いてからバランスよく食べる!ということですね。
ダイエット脳で太り知らずになろう
脳とダイエットは密接に関わっているということが、今回よく分かったと思います。脳をコントロールして痩せ脳にしていくことで、ダイエットはストレスを感じることなく自然に成功していくでしょう。
また、ダイエット脳をするだけで一生太らない体つくりができます。目的を”ダイエット”としてしまうとついつい意気込んでしまうので、健康維持のために取り組むくらいの気持ちがいいかもしれませんね。
とにかくストレスをためずに、リラックスして取り組むことがポイントです♡
炭水化物やスイーツだって我慢しなくていいのだから♪食べ方やタイミングをしっかりキープできれば、ムダにお腹が空くこともなくなるはずですよ!
脳を上手に活用して楽に無理なくダイエットしましょう✨