太らない法則?時間栄養学の実態
同じ量や同じものを食べているはずなのに、いつでもスリムな子っていませんか?
なんで私は太るのに彼女はスリムなままなんだろう?と思ったこと1度はあるんじゃないかな。スリムな子にはその人の生活リズムや食事のタイミングがスリムの秘密だったりするんです。
今回はそんなスリムな子に共通する太らない法則についてご紹介していきますよ。太らない法則を理解してスリム体型を実現させましょう♪
太らない法則”時間栄養学”って?
時間栄養学とは、1日に何を・どれだけ・いつ食べるかを考えた栄養学です。人体には生活サイクルを司る”体内時計”というものが存在しています。
これは、朝には交感神経が優位になり夜には副交感神経が優位になるなどの、自律神経の働きにも関わっています。
しかし現代人は過重労働やストレス、食生活の乱れによってこの体内時計の働きが正常に機能していないことが多いのです。
体内時計を正常に機能させ、食べる時間帯を気を付けることでダイエット効果が期待でるのです。
それでは、体内時計を正常化させ太らないカラダになるためのポイントをご紹介していきます♪
朝日を浴びる
まず、体内時計のリセットに効果的なものが”朝日を浴びる”というものです。朝日を浴びると脳は副交感神経から交感神経への切り替えをスムーズに行うことができ、しっかり目覚めることができます。
この朝日を浴びるという行為だけでも、体内時計は正常に機能し始めることができます。
朝食をしっかり摂る
朝は忙しく食べる時間がない!って方も多いのではないでしょうか?
だからと言って朝食を抜くことは、体内時計の働きを狂わせる要因に…。朝日を浴びるのと同じように朝食も体に「朝」だという認識をしっかりさせる必要があるのです。
そのためには、朝食をしっかり食べることが大切。
パンよりは、味噌汁とご飯などがベスト。朝からたくさん食べれないと言う方は、サラダや納豆などの手軽に栄養を補える食事をしましょう。
本当なら、バランスのよい食事が一番ですが作る時間がどうしても、持てない方はフルーツグラノーラなどの栄養価のあるフレークを活用するのもおすすめです。
とにかく、朝食をしっかり食べる!ということが体内時計を正常に機能させるポイントになってくるので時間がないと言い訳をせず、しっかり食べる時間を設けるようにしていきましょう。
起床から14時間以内がポイント
その日の夕食から、翌日の朝食までの時間を10時間以上あけることで体内時計を正常に機能させることができるのだとか。
つまり、夕食から翌日の朝食までの時間を10時間以上あけるには、1日3食の食事時間を14時間以内に済ませる必要があります。
もし、朝食が8時なら晩御飯を21時までに済ませておきましょう。
21時以降は要注意
21時以降の食事には注意が必要です。夜の時間帯は副交感神経が優位になり代謝の速度も落ちてきます。それに伴って脂肪をため込もうとする体内酵素が活発化。太る要因になるので夜遅くの食事は避けましょう!
スリムさんの1日
ここで、スリムさんがどんな1日を送っているのか、ご紹介していきます。彼女の1日の食事や食べる時間を確認しながらスリムの秘密を探っていきましょう。
朝7時起床
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7時半朝食(食べたもの:豆乳とフルーツグラノーラ)
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8時半出勤
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12時昼食(サンドイッチとチョコ菓子・コーヒー)
彼女は甘党さん。実はダイエット中の人が我慢しがちな甘いお菓子だって平気でペロリ♪
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17時半帰宅
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18時夕食(食べたいものを食べるが基本。この日は親子丼)
早い時間帯に夕飯を食べ終えることで、何を食べても体重が増えることがないそう。
夕飯を食べて以降は基本的には飲み物以外は口にしない彼女。生理前やストレスがたまった時はどうしてもお腹がすくことがあるので、そんな時は微糖タイプのココアを飲んでやり過ごしているのだそう。
彼女なりの工夫をしているようです。
ここで見えてきた太らない時間栄養学
スリムさんの1日を見ていくと分かると思いますが、太らない法則にはどうやら「食べる時間帯・過食しない・好きなものは我慢しない」という法則があるようです。
この時間栄養学には、食事制限によるストレスがなく太らないメカニズムがうまく働いているのです。
スリムさんは、自然と太らない法則を身につけ、それを実践しているのですね。夕飯を早い時間に済ますというのはポイントですよ!それだけでも、太りにくくなるはずです。
さいごに
いつもスリムなあの子を羨望の眼差しで見ていた…なんて方も少なくないでしょう。スリムな子はおそらく自然に時間栄養学を身に着け自分自身で太らないように工夫をしていたのかもしれません。
その法則を知ったあとは実践あるのみです!
人間に備わっている”体内時計”を正常に機能させて、太らない身体造りをしていきましょう♪
実践してスリムになっていくあなたを、今度は誰かが羨望の眼差しで見るかもしれません。