内側からキレイを可能にする玄米の魅力♡
玄米は白米を精米する前の状態のお米です。稲作の歴史は約3000年ほど前から続いているとされ、今もこうして私たちはお米を主食として毎日口にしています。
いまでは、白米が主流となってほとんどの方が白いお米を食べていることでしょう。しかし、健康志向が高まる中”玄米”の栄養価に注目が集まり、玄米を主食とする人が増えてきました。
稲作が始まったばかりの頃はみな玄米を食べていて、鎌倉時代から精米が始まり白いお米が食べられるようになったそうです。
玄米には白米よりも多くの栄養素が含まれていて、消化に時間がかかるので腹持ちがよくダイエット食としても人気。玄米は体の内側からキレイを可能にしてくれるスーパーフードなんです。
今回は、美容家やダイエッターから注目が集まる玄米の魅力について記事を書いていきます。玄米の魅力を知り玄米のある生活を取り入れてみましょう。
内側からキレイになれる玄米の栄養素
玄米は栄養素がバランスよく含まれています。内側からキレイになれる玄米の栄養素についてご紹介していきます。
ビタミンB群
ビタミン類が多く含まれる玄米はその中でもビタミンB1やB6が多くその含有量は白米の10倍!!ビタミンB1は糖質からエネルギーを産生し、皮膚の粘膜を健やかに保つ働きがあります。B6はアミノ酸の代謝や神経伝達に関わっています。ビタミンB1が不足すると活力がなくなり疲れやすくなるなどの症状がでてくることがあります。
ミネラル
カリウムやカルシウムなどのミネラル分も豊富に含まれています。その中でも鉄分が多く貧血予防効果も期待できますね!
食物繊維
玄米は食物繊維が多く腸内環境を整えてくれる働きがあります。食物繊維は腸内の微生物のエサとなり栄養吸収がスムーズに行われるために必要な栄養素。玄米を食べるだけで必要な栄養素が補え、腸内環境の改善によって健康体へと導いてくれます。
食べにくい玄米を美味しく炊くコツ
玄米は食べにくい・美味しくないと言う方が多いかもしれません。しかし炊き方次第では美味しく食べることができますよ!
①揉み洗い
玄米を美味しく炊くコツは、軽く洗い”もみ洗い”する!です。揉み洗いすることでお米どうしの表面が傷ついて水を吸い込みやくなって柔らかく炊けます。
②水加減
炊飯器で炊く場合は、「玄米モード」で炊きます。玄米2合に対して水600mlが目安。水加減は使用する炊飯器によっても変わる場合があるので、実際に炊いて見て状態を見ながら水加減を変えていくようにしましょう。
③水に漬けておく
玄米は水を吸いにくいので、長い時間をかけて水に漬けておくのが美味しく炊くコツです!夏場だと6時間以上、冬場は8時間ほど水に漬けておくようにしましょう。
④炊飯
しっかり水を含ませたら、玄米モードで炊きます。
⑤蒸らす
炊きあがりはすぐに蓋を開けず、しばらくムラしておきます。約10分ほどムラしてからかえしましょう。
※塩をいれると美味しく炊けるようですが、お好みなので今回は説明を省いています。
玄米は中々お水を吸い込まないので長時間、水につけてから炊く!というのが玄米を美味しく炊くポイント☆
玄米の注意点
玄米は消化に時間がかかります。だから腹持ちがいいのですが、胃腸の働きが弱い方や消化機能が低下している高齢者は、やはり消化のよい白米を食べた方がいいでしょう。
玄米は胃に負担がかかるので”よく噛んで”食べる必要があります。しっかり噛んで飲みこんでいくと胃に負担をかけずに食物繊維を補うことができますよ。
玄米が苦手な方におすすめの玄米粉
お米の玄米が苦手な方におすすめしたいのが、玄米を乾燥させ粉末状にした玄米粉です。
玄米粉は水に溶かして飲んだり、ご飯にかけて食べたり、お菓子作りにも活用できるのでとても便利!玄米粉なら玄米が苦手な方でも苦なく口にすることができます!また、玄米を焙煎することによって風味もでて、デトックス効果も生まれるので一石二鳥!
玄米粉は栄養価もそのままで色んな料理に幅広く使えます!玄米がどうしても食べれないという方はぜひ玄米粉を使ってみてください♡
玄米で内側からキレイになろう
いかがでしたか?今回は玄米の魅力についてご紹介しました。
玄米は栄養価が非常に高く、腸内環境を整えてくれるから内側からキレイを可能にしてくれるという事が分かりましたね!
白米の代わりに玄米食を取り入れるだけで、必要な栄養分を補え美容や健康にもすばらしい効果を発揮してくれるので、ぜひ玄米のある生活を取り入れてみてください♪
玄米には、内側からキレイをサポートしてくれる魅力がたっぷり♡